タワーマンション

東京

帰る時間が違う夫婦に、同じ朝が戻った。大森駅徒歩4分、1億3,480万円のタワーマンションを選んだ理由

結婚して七年、相沢直人と美咲は、同じ家に住みながら別々の時計で暮らしていた。直人は映像配信会社のプロデューサー。海外チームとの会議は夜に集中し、帰宅が日付をまたぐことも多い。美咲は羽田空港に勤務する国際線のグランドスタッフで、始発より早く家...
千葉

大手企業勤務の39歳が海浜幕張の中古タワマンを選んだ理由。都心に1億円払わないという選択

「来年で住宅手当、終わるんだよね」夫がそう言ったのは、娘が寝たあとのことだった。夫は39歳。新卒から17年間、大手電機メーカー系の会社に勤めている。いわゆるJTCと呼ばれるような会社だ。転職経験はなく、現在は事業企画部の課長代理。勤務先は幕...
東京

感情ではなく、条件で選んだ ── 港区浜松町1億9,980万円と、ある弁護士の住所の話

木村剛志が不動産担当者に最初に伝えた条件は三つだった。徒歩2分以内に駅があること。築5年以内であること。管理が常勤であること。「予算は?」と聞かれた。「2億円まで」と答えた。担当者は何も言わなかったが、少し背筋が伸びた気がした。渉外弁護士と...
東京

東京で5億円の部屋に住む理由 ── 三田ガーデンヒルズと、ある男の話

マイケル・田中は、東京に来るたびにホテルに泊まっていた。ニューヨークに本社を置く投資銀行で20年以上働いてきた。ロンドン、香港、シンガポール。拠点が変わるたびに、その街のホテルのスイートルームが「家」だった。でも46歳で日本法人のカントリー...
東京

マンションがマンションを買った ── ブランズタワー豊洲2億5,800万円と、ある夫婦の10年越しの戦略

「売れた」と夫の亮介からLINEが来た時、妻の沙穂は仕事中だった。「いくら?」と返すと、数字が届いた。画面を見た瞬間、声が出そうになって、口を押さえた。2016年、東雲で買った部屋亮介は40歳、外資系のコンサルティング会社に勤めている。沙穂...